スポットスクール with ライフキネティック
こんにちは。
本日の担当コーチの酒井です。
今回のスポットスクールは、飯塚トレーナーの”ライフキネティック”とのコラボ開催となりました~。
冬の早朝から22名の方のご参加、ありがとうございました🎵
”ライフキネティック”とは・・・
脳と体の伝達連動をトレーニングするもので、自身の運動パフォーマンスの向上につながる効果があります。
サッカーでも今、多く取り入れているチームが増えてきております。
フットサル大宮でも、専門インストラクターを招き、スクールに取り入れながら、活動を行っております。
それでは、今日のトレーニングです💨
①ライフキネティック(🐶飯塚トレーナー)
テーマ:『目の追跡運動』のトレーニング
動いているものを顔を動かさずに”目”で追うためのトレーニングをおこないました。
動きのあるものを目で追い、『”状況の変化”に対応しながら認知を行い行動を起こす』ためのトレーニングとなりました。
以下、フットサルのトレーニング(酒井コーチ)
本日のフットサルのテーマは
『トリプルスレッド』認知・分析の部分で何を観るか?でした。
経済学者の専門家会議のようなタイトルですが・・・
れっきとしたフットサルの練習です(笑)
②W-up
ドリブルとパス交換
※ライフキネティックの目の動きを活かしながら
③パス&レシーブ
【トレーニングオーガナイズ】
・ボールは2個~4個で調整
・6個のコーンを設置し、パスを出したらそのコーンへ動く
・ボールを同じコーンに重ねないようにパス
・パスを出そうと思う方向に必ずオリエンタード(ボールを動かして)パス
【キーファクター(TRで学んでいただいた要点】
・コミュニケーション(ボールを出す・受ける/呼ぶ/ジェスチャー等)
・認知⇒(分析)⇒決断⇒実行のプロセスの循環と連続
・オリエンタード(方向付けのあるボールコントロール)
・認知を取るための体の向き
単純なパス交換のトレーニングですが、早く判断し、ボールをつなぐために、
『状況を観ること(認知)』を繰り返すことを集中的に繰り返しトレーニングしてもらいました。
仲間とのコミュニケーションを成立させるために、”認知”が重要であることを再確認いただけたのでは?と思います。
④トリプルスレッド(認知から決断するための分析ツール)の3つのドリル
”観る”から、プレーの決断をするために必要な情報は何なのか?それを明確化したのが、トリプルスレッド
・守備者の体の向き
・ボール保持者の体の向き
・ボール保持者の味方のポジショニング
この3つを、場面に応じて、並行思考で考えていく意識をドリルで練習しました。
ドリル① 2対1対1 守備ゾーンは固定 ライン通過ゲーム
ドリル② 2対1対1+ラインGK 守備ゾーン固定 ラインパスゴールゲーム
ドリル③ 2対1対GK ボックスエリア フリーポジションからのシュート練習
⑤ゲーム
以上の内容となりました。
状況の認知は、例えば、ボール保持の時は、焦りを消してくれます。
また、守備から届かない位置、仲間の状況把握もできるわけですので、
技術的なミスも減り、また、良い攻撃をするために、良いプレーが出やすくなります。
さらに、仲間との連携という意味でも、同じ状況を認知しているわけですので、狙いどころの共有がしやすくなります。
つまり、認知は、”プレーの質を上げるためのスキル”になるわけです。
そして、認知から決断に向かう間にある、認知情報を”分析”する部分で、”トリプルスレッド”を行うことで
その決断がより良いものになっていくということを感じていただけたなら幸いです。
文章に書くと、硬い内容ですが
練習の中で、肌の感覚で、感じて頂けた部分が多かったのではないいかな?と思います。
その証拠に、良いゲーム、良いプレーが多かったように思います!
目⇒観る⇒認知する⇒分析する(トリプルスレッド)⇒プレーの決断⇒実行(技術発揮)
フットサルプレーヤーは、このプロセスを繰り返すので、
今日は、最初の”目”~”分析”を中心に練習しました。
ご参加、ありがとうございました。
コメント